ヤフオクやメルカリでは中古車も出品されていますが、個人間でのクルマ売買は大変です。
トラブルになりやすいだけでなく、名義変更などの事務手続きがものすごくメンドクサイです。実際に私もやったのですが、苦労しました。不慣れな運輸局に行って自分で手続するのです。
状態のいい格安車を探すなら、手続きも楽チンの非公開車両がコスパいいです。
ヤフオク/メルカリ中古車購入の流れ
- 購入
- 入金
- 取りに行く
- 名義変更
- 自動車保険(自賠責&任意)の変更
それぞれのステップをもう少し詳しく解説していきます。
1.購入(落札)
ヤフオクで気に入った車が見つかったら、普通に落札します。購入です。
2.入金
出品者の都合によりますが、金額が大きいのでクレジットカードか銀行振込が一般的でしょう。コンビニ払いやTポイント払いは普通対応していません。
3.取りに行く
入金確認できたら出品者とメッセージやり取りし、クルマ(商品)が保管してある現地に取りに行きます。
出品者が陸送し届けてくれることもありますが、普通は落札者が取りに行きます。
4.名義変更
車検証とナンバープレートの名義変更をします。最寄りの運輸局に行き、数千円払うと変更してくれます。後述しますが、ものすごく大変でメンドクサイです。
5.自動車保険(自賠責&任意)の変更
加入することが義務付けられている「自賠責保険(強制保険)」と、加入してもしなくてもよい「任意保険」の名義も切り替えます。切り替えないと事故った時に保険金が出ません。
個人間で売買(譲渡)したら名義変更が必須
中古車を買う = 車の所有者が変わる
ということなので、必ず「車検証」と「ナンバープレート」の名義変更をしなければなりません。これが厄介です。
必要書類は以下の9点です。
- 譲渡証明書(前所有者の署名/捺印)
- 委任状(前所有者の署名/捺印)
- 印鑑証明書(前所有者の発行3ヶ月以内)
- 印鑑証明書(新所有者の発行3ヶ月以内)
- 車検証(前所有者から引き継いだもの)
- 車庫証明書(新所有者の)
- 自動車税・自動車取得税申告書(運輸局にある)
- 手数料納付書(運輸局にある)
- 名義変更申請書(運輸局にある)
これらの書類を全て用意し、最寄りの運輸局で申請します。運輸局は平日の日中しか営業していません。
また書類が足りないと一切受け付けてくれません。
無事に不備なく申請が通ると、およそ30~40分ほどで新しい車検証とナンバープレートが発行されます。
発行されたナンバープレートは、自分で古いモノと交換します。専用工具が準備されていますが、慣れていないと困惑します。
出品者(前所有者)にも印鑑証明書を取得してもらう必要があるなど、ものすごく大変です。運輸局での申請も一般人は戸惑ってしまうのが普通です。
ヤフオク/メルカリ中古車の注意点
中古車はヤフオク/メルカリの中でも特に高額です。オークションとはいえ数十万~100万円超えも珍しくありません。
購入時には細部まで注意が必要です。
- メーターが改ざんされていた
- 傷・ヘコみが隠されていた
- 実は事故歴があった
- ライトや窓など電気系統に不具合があった
- 詐欺と思えるほど連絡が取れなくなった
- 自動車ローンが残ったままだった
などなど上げればキリがないほどに、個人間オークションでの中古車売買はリスクがあります。
中古車なので多少の傷・ヨゴレなどは仕方がないにしても、事故歴やローンが残っているなどは許せないことです。
一応ローン残ってる車を売ることも可能ですが、トラブルは避けられません。揉めます。
ヤフオク/メルカリで中古車を買うなら、ある程度のリスクを覚悟するしかありません。
非公開の中古車を検討する
ヤフオクの中古車のようなリーズナブルな車を探しているなら、非公開の中古車からも探してみてください。
まだ市場には出回っていない状態が良く&コスパもいい中古車が見つかります。
非公開車両から探すには定番の「ズバブーン」というお探しサービスがおすすめです。
無料&簡単な1分程度の入力で、希望にあった非公開車両を紹介してくれます。
まとめ
ヤフオクでの中古車購入は、失敗のリスクは避けられません。
「安物買いの銭失い」にならぬよう、安心の法人運営サービスなどから見つけ出すのがベストです。
その意味でもやはり、非公開車両ほどコスパのいい中古車はありません。